介護職員初任者研修とは?
2013年4月1日から介護福祉士の資格制度が改正になり、
ホームヘルパーヘルパー2級は廃止ととなりました。
そのホームヘルパーヘルパー2級に変わる資格が、介護職員初任者研修です。
既に、ホームヘルパー2級を取得されている方は、介護職員初任者研修と同等の資格になります。
介護職員初任者研修とは、ホームヘルパー2級と同じく、
介護職の資格を取る最初の入門資格となります。
介護職員初任者研修とホームヘルパー2級の違いとは?
では、名前が変わっただけで同じ内容なのかというと、そうではありません。
ホームヘルパー2級では、既定の研修を終えれば、無条件で修了して資格を取れましたが、
介護職員初任者研修は、修了試験(筆記試験)があり、それに合格しないと資格がもらえません。
また、ホームヘルパー2級では、30時間の施設実習が義務付けれらていましたが、
介護職員初任者研修では、の施設実習は廃止となり、
その代わりにスクーリングでの実施時間が42時間から75時間になりました。
スクーリングは、33時間増えましたが、実習が30時間減ったので、
実質的なカリキュラムとしては、3時間増えた形になりますね。
| 改定前 | 改定後 |
名称 | ホームヘルパー2級 | 介護職員初任者研修 |
受講時間 | 130時間 | 130時間 |
実技(スクーリング) | 42時間 | 72時間 |
実習 | 30時間 | なし |
内容 | 主に在宅サービス | 在宅・施設サービス |
修了試験 | なし | あり |
これにより、難易度が上がったともいえる介護職員初任者研修ですが、
今後は、ますます高齢化が進み、介護職のニーズは増えると予想されます。
将来性のある資格ということで、今一番人気の資格です。
2013-05-12 19:41
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